こんにちは、ぬこ道のちゃいと申します!
みなさんはAPEXを快適にプレイできていますか?
ラグで撃ち負けることが多い…
そもそも自分が快適にできてるのかもわからない!
という方もいると思います。
今回はそんな方のために、APEXに必要な回線速度について解説していきます。
回線速度の解説から、APEXをプレイするのに必要最低限な回線速度を紹介していくので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
回線速度とは何か
まずそもそも回線速度はどのように見たらいいのでしょうか。
わからない方のために解説をしていきます。
回線速度の単位
回線速度は【bps】という単位で表示されます。これは1秒間にどれぐらいのデータを送れるのかを表したものです。
つまり、このbpsの数値が大きいほど回線速度が早くなります。
このbpsは下記の表のように、その大きさに応じて単位を変化させます。
1000bps=1Kbps
1000Kbps=1Mbps
1000Mbps=1Gbps
イメージとしては、1000mmが1mになって、1000mが1kmになるのと同じです!
回線速度の上り・下りについて
回線速度を測定すると、上りと下りの2種類で表示されます。
インターネットの使い方によってそれぞれ重視する項目が異なってくるので、こちらも確認しておきましょう。
上り速度
上り速度は、手元のデータをインターネット上に送信する速度のことです。
イメージしやすいように、具体的な使用例を下記にあげておきます。
・Twitterにコンテンツを投稿するとき
・メールを送信するとき
・動画配信をするとき
・動画投稿するとき
上記のように、自分のコンテンツをアップロードするときに上り速度が必要になってきます。
自分でコンテンツを配信しない方は、この上り速度はそこまで重要ではありません。
下り速度
下り速度は、インターネット上からデータをダウンロードするときの速度のことです。
こちらもイメージしやすいように、具体例を下記に挙げておきます。
・メールの受信
・Webサイトの閲覧
・TwitterやInstagramなどのSNSの閲覧
・YoutubeやNetflixの動画視聴
・オンラインゲームのデータ読み込み・受信
上記のように、インターネット上のサービスを受けるときにこの下り速度が必要になってきます。
APEXなどのFPSゲームでも、この下り速度が遅いとラグの原因になってしまうので、ここは非常に重要な項目になってきます。
基本的に下り速度は早ければ早い方がいいです!
Ping値(応答速度)について
インターネット回線では、上り・下り速度の他にPing値というものが存在します。
このPing値を見ることで、サーバー・ホストにデータを送信してから帰ってくるまでの時間(応答速度)を知ることができます。
イメージ図
いくら回線速度が速くてもこのPing値(応答速度)が遅いと、実際の操作とゲーム内に反映される操作にずれが発生してしまい、ゲームにラグが起きてしまいます。
その結果、思うように操作ができなくなり、撃ち負けの原因になってしまうことになります。
そのため、FPSゲームでは回線速度も重要ですが、それ以上にPing値も重要になってきます。
Ping値のスピード目安
15ms以下:かなり速い
16ms~30ms:速い
31ms~50ms:普通
51ms~100ms:遅い
101ms以上:とても遅い
Ping値の単位はms(ミリ秒)で表示されます。
FPSゲームなどのリアルタイム通信が必要な場面では、30ms以下のPing値が欲しいところですね。
ここで注意しておきたいのが、このPing値は低ければ低いほど応答速度が早く、高ければ高いほど応答速度が遅いということです。
この辺りは勘違いしてしまう方が多いので、意識して覚えておきましょう。
APEXに必要な回線速度は?
それではAPEXにおいて回線速度はどれぐらい必要なのでしょうか。
EAが推奨してる回線速度はないの?
ありません…。
EAが発表している推奨回線速度はない
残念ながら、現在EAが発表している推奨回線速度はありません。
ただ一般的なオンラインゲームでは、30Mbpsぐらいが必要最低限の速度だといわれています。
しかし、この数値はAPEXにおいて必要な回線速度の正確な値ではありません。
そこで、APEXに限定するとどれぐらいの回線速度が必要なのかを調べるために、とある回線を使用して検証してきました。
レオネットで検証
レオネットはレオパレスが提供しているインターネット回線で、レオパレスに住んでいる人が契約できます。
私が住んでいた物件のレオネットでは、下記のような回線速度でした。
朝~夕方=10~20Mbps
夜=1~5Mbps
Ping値=どの時間帯も40ms付近
見るも無残な値ですが、必要最低限の回線速度を測るのにはちょうどよかったので、この回線を検証に使用しました。
朝~夕方(10~20Mbpsでプレイ)
朝~夕方のプレイは普通にAPEXがプレイできました。
時折ラグは発生するものの、撃ち合いに影響する致命的なラグはほとんどありませんでした。
この回線速度では快適とまではいきませんが、普通にプレイできると考えてもよさそうです。
ただこの回線速度で配信等をするとさすがに画面がラグくなってしまうので、あくまでも「プレイできるギリギリの速度」という認識です。
夜(1~5Mbpsでプレイ)
画面がガックガクです。まともにプレイはできません。
移動している段階からラグが発生していましたが、撃ち合いが始まるともう弾が敵に当たっているのかもわかりません。
ラグがひどい時には世界が止まったりもしました。やっと動けたと思ったらやられていることがほとんどなので、この状況のままだとAPEXが嫌いになってしまうでしょう。
この検証が終わってからは夜にゲームしなくなりました。笑
検証結果:APEXに必要最低限の回線速度は10~20Mbps
検証してみた結果、APEXに必要な回線速度は10Mbps~20Mbpsとなりました。
この数値を下回るとゲームプレイそのものが厳しくなる可能性があるので、それ以上の速度は確保したいですね。
ただこれは、普通にプレイするにあたっての最低限のラインです。
配信や動画投稿を行うのであれば10~20Mbpsだと圧倒的に速度が足りないので、それ以上の回線速度を確保する必要があります。
またアップデートのたびに非常に時間もかかるので、そのストレスにも耐えなければいけません。
Ping値についての比較検証はできませんでしたが、値が低ければ低い方がプレイが快適かつゲーム内で有利になるのは間違いないでしょう。
これから回線を選ぶときは、回線速度も考慮に入れておきましょう!
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