auひかりはFPSに向いている回線？デメリットまで詳しく解説します

auひかりはauユーザーを中心に使われているイメージの回線ですが、FPSなどのゲームでは実際どうなの？と思っている方もいると思います。

そこで今回は、【auひかりはFPSゲーム向きの回線なの？】という疑問についてお答えしていきます。

auひかりの概要

という人もいると思うので、まず最初にauひかりの概要についてざっくりと紹介します。

提供エリアについて

auひかりはKDDI株式会社が提供している光回線です。

全国で利用できるようにも見えますが、実は一部利用できない地域があります。

上記の都道府県ではauひかりのホームタイプを利用できません。

しかしマンションタイプでは、ホームが対応していない地域でも物件がauひかりを導入していれば利用できます。

また、提供エリア内であっても一部エリアではauひかりを利用できないこともあるので、心配な人はエリア確認をしておきましょう。

auひかり エリア検索

月額料金について

戸建て向けの【ホーム】は3種類、集合住宅向けの【マンション】は多数のプランが存在します。

ホームプラン

	月額料金（一戸建て）	契約期間	工事費	登録料
標準プラン	6,930円	無し	キャンペーンで実質無料	3,300円
ギガ得プラン	5,720円	2年自動更新	キャンペーンで実質無料	3,300円
ずっとギガ得プラン	1年目：5,610円 2年目：5,500円 3年目以降：5,390円	3年自動更新	キャンペーンで実質無料	3,300円

戸建て住宅の方は、基本的にこの3つのプランから選ぶことになります。

ずっとギガ得プランは長く使えば使うほどお得になっていきますが、その分途中で解約しにくくなっていますね。

マンションプラン

	月額料金（一戸建て）	契約期間	工事費	登録料
タイプG 標準プラン	16契約以上：5,390円 8契約以上：5,720円	無し	キャンペーンで実質無料	3,300円
タイプG お得プラン	16契約以上：4,180円 8契約以上：4,510円	2年	キャンペーンで実質無料	3,300円
タイプV 標準プラン	16契約以上：4,180円 8契約以上：4,510円	無し	キャンペーンで実質無料	3,300円
タイプV お得プラン	16契約以上：4,180円 8契約以上：4,510円	2年	キャンペーンで実質無料	3,300円
都市機構 標準プラン	4,180円	無し	キャンペーンで実質無料	3,300円
都市機構 お得プランA	4,180円	2年	キャンペーンで実質無料	3,300円
都市機構G 標準プラン	5,390円	無し	キャンペーンで実質無料	3,300円
都市機構G お得プラン	4,180円	2年	キャンペーンで実質無料	3,300円
タイプE 標準プラン	16契約以上：3,740円 8契約以上：4,070円	無し	キャンペーンで実質無料	3,300円
タイプE お得プランA	16契約以上：3,740円 8契約以上：4,070円	2年	キャンペーンで実質無料	3,300円
タイプF 標準プラン	4,290円	無し	キャンペーンで実質無料	3,300円
タイプF お得プランA	4,290円	2年	キャンペーンで実質無料	3,300円
ギガ 標準プラン	4,455円	無し	キャンペーンで実質無料	3,300円
ギガ お得プランA	4,455円	2年	キャンペーンで実質無料	3,300円
ミニギガ 標準プラン	5,500円	無し	キャンペーンで実質無料	3,300円
ミニギガ お得プランA	5,500円	2年	キャンペーンで実質無料	3,300円

表を見てわかる通り、マンションプランは数が多すぎて複雑怪奇です。

しかしご安心ください。物件ごとにプランが固定されているので、良くも悪くも自分で選ぶことができません。

マンションプラン例

自分の物件がどのプランになるかは下記のリンクから確認可能なので、気になる方は確かめてみてください。

提供エリアを調べる

auひかりのメリット・デメリット

続いて、auひかりにはどのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめました。

メリット1・ダークファイバー回線を使用しているので混雑しにくい

一般的な光回線は、NTTが現在使用している回線（ライトファイバー）をレンタルして事業を提供しています。

このライトファイバーは他の事業者同士で回線を共有している状態になるので、利用者の多い時間帯は回線が混雑してしまいがちになります。（例：ドコモ光を利用していても、ソフトバンク光やフレッツ光の利用者と同じ回線を使うことになる）

一方でauひかりは、NTTが未使用の回線（ダークファイバー）をレンタルして事業を提供しています。

このダークファイバー回線はauひかりの利用者同士でしか回線を共有しないので、夜などのゴールデンタイムでも混雑しにくくなっています。

メリット2・通信速度が速い

auひかりはNURO光と遜色ないレベルの速度が出ます。下記の表は各光回線と比べた時の速度です。

	平均下り速度	平均上り速度	平均Ping値
auひかり（ダークファイバ―）	442.44Mbps	389.24Mbps	18.52ms
NURO光（ダークファイバ―）	503.0Mbps	463.53Mbps	13.48ms
ドコモ光（NTT回線）	273.7Mbps	218.15Mbps	20.09ms
ソフトバンク光（NTT回線）	314.77Mbps	224.0Mbps	16.65ms
フレッツ光（NTT回線）	281.3Mbps	212.17Mbps	20.4ms

他のNTT回線に比べると、はるかに速い数値が出ていることがわかります。

同じダークファイバーのNURO光には少しだけ速さが劣りますが、それでも十分すぎるほどの速度が出ていますね。

ダークファイバ―で回線の混雑も起きにくく、さらに通信速度がここまで速いと、ゴールデンタイムでもラグの影響を受けずに快適に利用できるのは間違いありません。

メリット3・au・UQユーザーはスマホ料金が安くなる

auのスマホを使用している方は、auスマートバリューという割引が適用できます。

スマホ利用料が1台につき550円～1,100円割引され、auひかりを使用している間は永続的に割引されます。

同じ家に住んでいる家族のスマホ1台ずつに適用されるので、家族もauユーザーだった場合はかなりお得な回線になります。

auスマートバリューを適用するには「auひかり 電話サービス（月額550円）」にも加入する必要もありますが、ほとんどの人が1,100円の割引に該当するので、総合的に見てもお得になるでしょう。

UQ mobileのスマホ料金も安くなる

auのスマホだけでなく、UQ mobileのスマホ料金も安くなるキャンペーンがあります。

こちらも「auひかり 電話サービス（月額550円）」に加入する必要がありますが、最大で毎月858円の割引がされるようになります。

毎月の電話料金よりも必ず割引額の方が多くなるようになっているので、UQのスマホを使っている人は利用しておきましょう。

メリット4・工事費が実質無料になる

回線の導入にかかる工事費を分割での支払いにすると、毎月の支払額と同額が割り引かれるようになります。

つまり、途中でauひかりを解約しなければ工事費を無料にできます。

ただこの工事費無料キャンペーンを利用するには「auひかり 電話サービス（月額550円）」にも加入する必要があります。

しかし、先ほど解説したauスマートバリューやUQ mobileの割引と併用すれば確実にお得になるので、該当する人はこのキャンペーンを使わない手はないでしょう。

メリット５・電話基本料が最大35ヵ月無料になる

auスマートバリューや工事費無料などのキャンペーン適用のためには、auひかり電話に加入する必要があるというということをお話してきました。

しかし、【GMOとくとくBB】からauひかりを申し込むと、この電話料金が最大で35か月間無料になります。

ずっとギガ得プランだと35か月無料で、ギガ得プランだと23か月無料にしてくれます。

プロバイダが【GMOとくとくBB】に制限されるというデメリットはあるものの、プロバイダにこだわりのない人にとってはメリットしかありません。

各種キャンペーンを適用するためにauひかり電話を使う予定があるなら、【GMOとくとくBB】からお申し込みをしておきましょう。

メリット6・キャッシュバックが多い

auひかりはキャッシュバックに力を入れていることで有名です。

中でも、GMOとくとくBBから申し込むと最大82,000円のキャッシュバックがもらえるようになっています。

キャッシュバックを最大限に活用するにはauひかり電話にも加入する必要がありますが、GMOでは上記で説明した電話基本料を無料にしてくれるキャンペーンがあるので、これを活用すればかなりお得に利用できますね。

参考：他社とのキャッシュバック額比較

	キャッシュバック
auひかり	～82,000円
NURO光	～45,000円
eo光	～15,000円
ドコモ光	～20,000円
ソフトバンク光	～37,000円

メリット7・他社の解約違約金を負担してくれる

他社からの乗り換え時に解約違約金が発生していた場合、最大30,000円を負担してくれる【乗り換えスタートサポート】という制度を利用できます。

解約違約金がネックになっていて回線を変えられなかった人も、この制度を利用すれば損することなく変えられますね。

ただ、この乗り換えサポートには適用条件もあるので、自分にそれが当てはまっているかも詳しく見ておきましょう。

auひかり乗り換えサポート詳細

続いて、デメリットの解説に移ります。

デメリット1・提供エリアが限定されている

auひかりには提供エリア外があり、上記の都道府県がそれに当てはまります。

関西地方・中部地方の一部・沖縄はauひかりを提供していないので、この地域に住んでいる人は他の回線会社を検討する必要があります。

提供エリア外の関西圏では、独自回線であるeo光が代替先として最適です。該当する人はこちらをチェックしておきましょう。

デメリット2・開通工事が少し遅い

auひかりは回線を開通させるために工事が必要になります。そのため、申し込みから開通するまでに約1ヵ月程度の期間が必要になってきます。

さらに、3月や4月の引っ越しシーズンでは申し込みが殺到するため、場合によっては2か月もの時間がかかってしまうケースもあるでしょう。

申し込みをするなら早めに申し込みを済ませておきましょう。

NUROよりは対応が早い？

同じダークファイバー回線であるNURO光では、工事期間が2か月よりもさらに遅延してしまうという口コミが多いです。

しかし、auひかりではそのような口コミはあまり見受けられません。

そのため、同じダークファイバー回線というくくりで見ると、auひかりの対応は早いといえるでしょう。

デメリット3・月額料金はそこまで安くない

	月額料金（一戸建て）	利用回線	キャッシュバック
NURO光	5,200円	ダークファイバ―	45,000円
auひかり	5,610円（ずっとギガ得プラン1年目）	ダークファイバ―	～82,000円
ドコモ光	5,940円	NTT共有回線	～20,000円
ソフトバンク光	5,720円	NTT共有回線	～37,000円
OCN光	5,610円	NTT共有回線	月額料金6ヶ月無料

月額料金（一戸建て）を主要な回線会社と比べた時、安くもなく高くもありません。通信速度の速さから考えると、悪くはない値段というところですかね。

とはいえ、auスマートバリューや工事費無料などの特典を使えば、かなりお得に利用できます。

キャンペーンを積極的に利用できる方であれば、月々の値段は結果的に安くなっていきますね。

auひかりはau・UQのスマホを持っているFPSプレイヤーに最適

以上の情報から判断して、【auひかりはau・UQユーザーのFPSゲーマーにとって最適な回線】という結論になりました。

auひかりは口コミでも評価が高く、開通工事のスムーズさや回線速度の安定感に定評があります。（逆にNURO光では夜にラグくなったりするという口コミが多く、評価としてはそこまで良くありません）

提供エリアに住んでいるau・UQユーザーのFPSゲーマーにはauひかりがおすすめです。

auひかりの申し込み方法

実際に申し込みたくなった人のために申し込み方法も解説しておきます。

1.公式サイトにアクセスし、自分の住所が提供エリアかどうかを調べる

まず最初に、自分の住んでいるところがauひかりに対応しているかどうかを知っておきましょう。

下記URLからエリア検索ができるようになっています。

auひかりエリア検索

このような画面が出てくるので、自分の住所を打ち込みます。

すると、下記画像のように自分の住所に応じた検索結果が出てくるので、そこでauひかりが対応していればOKです。

そのまま契約してしまわないように注意する

エリア検索をしてから公式のサイトでそのまま申し込んでしまうと、公式のキャッシュバックしかもらえなくなっています。

キャッシュバックは公式と代理店のダブルでもらう方がお得なので、申し込む時は必ず代理店のHPから申し込むようにしておきましょう。

【キャッシュバック還元中！】GMOとくとくBBのauひかりキャンペーン

2.GMOのサイトにアクセスし、お客様情報を入力していく

公式+GMOのキャッシュバックをキャッシュバックを受け取るために、GMOのサイト（下記リンク）から申し込みを行っていきます。

GMOとくとくBB

サイトに入るとこのようなページになります。次に、赤矢印で示している「申し込みはこちら」をクリックします。

すると、お申込み専用ページが出てくるので、必要事項を記入して申し込みを行います。

申し込みをしてから2～3日後にKDDIから工事日を決めるための電話連絡がくるので、それまで待っておきましょう。

3.工事日の日程調節を行う

工事日の確認連絡が来たら、工事をする日の予約をしていきます。

戸建ての場合は1か月程先、マンションの場合は2週間程先を見ておいて予約しておきましょう。

希望日に予約が取れるかどうかはわからないので、いくつか候補日をピックアップしておきましょう。

4.機器が郵送されてくるので保管しておく

工事日までに、インターネットの開通に必要な機器の一式が送られてきます。

これらは開通工事に必要なものになってくるので、工事日まで保管しておきましょう。

5.開通工事の立ち合いをする

開通工事の所要時間は約2時間程度になっています。

そして工事には立ち合いが必ず必要なので、家を空けることはできません。

物件の都合などによっては2時間以上かかることも予想されるので、工事の後の時間帯には予定を入れない方が無難でしょう。

6.インターネットの初期設定をする

開通工事を完了したからといってすぐにネットが使えるようになるわけではありません。インターネットを利用するには、機器の初期設定をしなければいけません。

この初期設定のやり方もマニュアルに沿って行うだけなので、そこまで難しいものではありません。

auの公式サイトにも接続手順が掲載されているので、わからなくなったらこちらもご確認ください。

auひかり接続手順

auひかりカスタマーサポート：0077-7076

番外編：キャッシュバックの受け取り

申し込みを済ませた後も忘れてはいけないのが、キャッシュバックの受け取りです。

キャッシュバックのご案内はメールで来るのですが、開通月から数えて11ヶ月目と23ヶ月目に分けてご案内が送られてくるようになっています。

契約してからキャッシュバックがもらえるのに期間が空いていますし、手続きは2回に分けられているので注意しておきましょう。

メールが届いた翌月末までに手続きがされなかった場合、キャッシュバックが無効になるので注意しておきましょう。

参考：キャッシュバックの注意事項

注意事項はこの画像にまとめられているので、キャッシュバックで損をしたくない方は必ず読んでおきましょう。

auひかりのまとめ

最後に、auひかりが向いているFPSゲーマーの特徴をまとめておきます。

auひかりはNURO光に匹敵する回線速度を持っており、さらに回線の安定感も抜群に評判がいいです。

au・UQユーザーはもちろんですが、その通信速度の速さ・安定性からNURO光の提供エリア外だった人にもおすすめです。

FPSに最適な他の回線について

auひかりが提供エリア外だった人や、建物が対応していなかった人は、下記記事を参考にしてみてください。

auひかりと同様に提供地域が限られたりはしますが、他にもFPS向きの回線はまだまだあります。